団体概要
日本ケニア学生会議(Japan Kenya Student Conference = JKSC)は
日本ケニア両国の学生によって組織される、非営利、非政治、非宗教の学生団体です。
1999年の創設以来、両国で活動を続け、今期で16年目になります。
「日本とケニアの架け橋となる」「よりよい社会を作る」という理念を掲げ、
社会的な利害関係から比較的自由な大学生という立場を生かした活動を行っています。
活動は両国で1年を通して行われ、その集大成として年に1度、両国学生が共同生活を行いながら、
様々な問題に関する議論やフィールドワークを行います。この約1ヶ月の期間を「本会議」と呼びます。
過去16年間で、計15回(日本開催5回、ケニア開催10回)の本会議を開催しました。
委員長挨拶
初めまして。第16期日本ケニア学生会議実行委員長の張文博です。
2014年夏、ケニア開催の本会議に実行委員として参加し、今期で2年目となります。
さて、皆さんは“ケニア”と聞いて、何を思い浮かべますか?
多くの野生動物が生息するサファリ?驚異の身体能力を持つと言われているマサイ?
首都ナイロビには高層ビルが建ち並んでいる、と言ったら驚く方もいるかもしれません。
私も昨年の夏に自分で行くまではテレビの中の姿しか知らず、
ナイロビの発展した街並みや手つかずの自然に感動しました。
では“日本”はどうでしょう?
皆さんが日々の生活を送っている国、日本。母国である日本。
この国をどのくらい知っていますか?
2015年夏、日本開催の本会議。
来日するケニア人に一つでも多くの日本の優れた面を、
交流する一人でも多くの日本人にケニアに対する親近感を感じさせられたらなと考えております。
真の相互理解を果たすためには、相手を知り、理解することだけではなく、自分を知ることも必要です。
両国の学生が個性をぶつけ合いながら、自分自身を見つめ、相手を知り、お互いの理解を深めていく。
私たちの小さな出会いが、今は遠い存在である両国が少しずつ近づくための1歩になることを願っています。
日本ケニア学生会議
第16期日本側実行委員長 張 文博